書評
【AI、プログラミング、pythonの基礎の基礎がわかる】
「AI」「プログラミング」「Python」
メディアでよく取り上げられる
今をときめく言葉が並んでいます。
勉強しておいた方が良いと、
思っていた分野です。
「AI」とは、「プログラミング」とは、
「Python」とはどんなものか?
21日間で素人が基本から学ぶことができます。
【Pythonでプログラミング、 AIを体験してみたい】
「プログラミング」をやってみたい、
「AI」がどんなものか具体的に知りたい。
「Python」はどんなプログラミング言語
か、実際にパソコン上で動かして
みたいと考えている人に最適の本です。
Let’s Tryという小課題が38個、
課題が10個。全ての完全なコードが本書
特設サイトからダウンロードでき
答え合わせができます。
これらのコードは推奨環境で完璧に動作
しました。
【Pythonで画像の中心に円と四角形を描くLet’s Try26】
ペイントソフトとかではなく
プログラミングで画像を表示させ
その中心に円と四角形を描いてみる。
【Pythonで画像の色を反転させるLet’s Try31】
画像検出の前段階で行われる処理の一つ。
色を反転させることで分かりにくい
特徴を抽出しやすくする効果があります。
「デジタルマンモグラフィー」
での有用性も高いそうです。
【Pythonで画像を二値化するLet’s Try34】
こちらも画像検出の前段階で行われる
処理の一つで、自動車の車線を
はみ出さないようにする
アシスト機能に応用されています。
【教師なし機械学習で本の表紙画像を自動分類する】
機械学習は
「教師あり」と「教師なし」に大きく
分けられます。
最終課題で「教師なし機械学習」の
一端に触れることができます。
AI自身が判断し法則性を導き出します。
「scikit-learn」
サイキット・ラーンと呼ばれる
人工知能開発に必要な機能を備えた
プログラムをPythonに組み込んで
動かします。
37冊の本の表紙を分類させるワーク
になります。
実行の結果、
表紙のデザインが似ている4冊、
実用書8冊、
マネジメント5冊、
自己啓発20冊という分け方に
なりました。
【著者 日比野新のプロフィール】
高校卒業後、18歳でエンジニアとして就職。
30年のキャリアを持つプログラマーです。
プログラミング指導歴も15年とベテランです。
侍エンジニア塾の人気講師でもあります。
現在は独立して
業務アプリケーションの提案
SE、プログラマー育成・採用
ユーザーサポート
システム保守・メンテナンス
ECサイトの集客マーケティング
フィットネス関係のプロモーション
WEB制作会社のプロデユース
セールスコピーライティング
オウンドメディア構築・運営
Facebook広告出稿運営
と幅広くIT業界で活躍されています。
【DXデジタルトランス フォーメーション 時代の流れに乗る】
今後ますますプログラミング思考は
重要になってくると感じます。
本書は数学のマスターたちが構築した
人工知能開発基盤プログラムを
巧みに活用しながら
AIから、「使われる側」ではなく
「使う側」になることを
目指しています。
その手始めとなる入門書です。
人工知能の世界に一歩踏み出し、
高等最新数学の分析手法の深い知識が
なくても、(理解しようとする
努力勉強は大事ですが)
実際にプログラムを
作る現場の感覚を体験しながら、
全体像を把握することができます。
AIの正体を肌で感じることができる
初めの一歩となる1冊です。
本の目次
はじめに
本書をお読みになる前に
本書の読者限定!「特設サイト」で質問しよう
第1章 AIプログラミングを始めるべきこれだけの理由
第2章 始めての人でも安心!AIプログラミングの基礎知識
第3章 AIプログラミングに欠かせない「python」を身に付けよう
第4章 AIプログラミングの代表「画像検出」をやってみよう!
第5章 話題の機械学習を体験してよう
おわりに
出版情報
著者 日比野 新
発売日 2020年1月20日 第1刷発行
発行所 株式会社かんき出版
定価 1600円+税
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