『どんな本でも大量に読める「速読」の本(文庫版)』

ビジネス

書評

【本好きなら一度は夢見る速読】

【本好きなら一度は夢見る速読】

自分の能力アップの為に本を
一冊でも多く読みたいものです。
読書で充実した人生を送りたいものです。
でも、仕事が忙しくて中々読めません。
買っては見たものの何冊も積読に
なっています。
そんな、あなたに朗報!
この様な状況から抜け出せる本です。

【色々な速読法】

【色々な速読法】

ネットで検索すると
スーパー速読
フォーカスリーディング
フォトリーディング
レバレッジリーディング
SRS速読
川村式速読
SP速読
様々な速読法が存在します。

一体、どの速読法が自分に
合っているのでしょう。

【速読できるようになるまでの壁】

従来の速読法では
集中力を高める為に
「呼吸法」や眼球運動による
「視幅拡大訓練」
「中心視野拡大訓練」
「高速視点移動訓練」
等の修行?が必要です。

また、右脳や潜在意識を活用する
天才的な能力が必要です。

【まとめ 誰にでもできる速読法】

【誰にでもできる速読法】

25年以上に渡って各速読法
を体験してきた著者は分速
1万字を超えるレベルだそうです。
凄いですね。
涙目になりながら訓練を重ねてきた
そうです。
そんな著者がたどり着いた速読法が

呼吸法不要

眼球訓練不要

右脳活用不要
潜在意識活用不要
つまり天才脳不要な

「誰にでもできる速読法」でした。

「音読しない」

「わかろうとしない」
※わからない所で止まらない。
 先に進む。
 全体を把握することで理解できる。
 先に読み進めることで説明されて
 いる場合がある。

という従来の速読技術に加え

何回も読むという

「高速大量回転法」

なのです。

この方法は誰にでもすぐに実行可能な
再現性の高い速読法です。

また、速読法のみに留まらず、
読書の本質に迫る読書論を
展開しています。
本と深く付き合える
考え方を教えてくれる
素晴らしい本です。

読もうと思って買ったけれど、
既に積読になっていて
そろそろ古本屋に売ろうと思っている
あなたに超お薦めな一冊です。

【本の目次】

文庫化に寄せて
はじめに 本や講座で教えない速読の秘密

CHAPTER 1 内容を「知っているから」速く読める
 01 どうして速読できないのか
  ・スキルだけでは限界がある
  ・私が速読できるようになった本当の要因
  ・「読書慣れ」は「速読技術」に勝る
  ・トリックに惑わされるな!
  ・速読しているとき脳はどう動いているのか?
  ・本ではなく頭の中の情報を読んでいる
  ・高速で情報をインプットしても頭の回転は速くならない
 02 速読に対する誤解を解く
  ・読むスピードを上げても「速読」とはいえない
  ・眼を速く動かすわけではない
  ・一目でページ全体を読めるようにはならない
  ・文字を音にする癖をなくす
  ・「わかろう」とするから遅くなる
  ・これまでの読書とは読み方が違う
 03 速読訓練は二の次でいい
  ・すぐに速読を体験できる「擬似速読訓練」
  ・「速読幻想」にお金と時間を無駄にしない
  ・難しい文章は速く読めない?
  ・速読技術を習得する力ギもストックにある
  ・速読法の開発者が行った訓練法とは?
  ・誰でもすぐに実践できる「高速大量回転法」

CHAPTER 2「高速大量回転法」で速読を実現!
 04「繰り返す」という発想がすべてを解決する
  ・従来の速読法の欠点を克服する!
  ・ストックを蓄えることが重要
  ・「速読の複利効果」とは何か
  ・わからない場所にこだわらない
  ・なぜ誰でもすぐに速読できるのか
  ・繰り返して読むほうが速い
  ・高速大量回転法が生まれたきっかけは?
 05 高速大量回転法の2大原則を利用せよ!
  ・第1の原則「速く読むから理解できる」
  ・精読よりも速読のほうが深く理解できる理由
  ・第2の原則「1回目よりも2回目のほうが速く読める」
  ・難関試験に短期合格できた速読法
  ・「高速」と「大量回転」の相乗作用
  ・「繰り返す」かり「わかろう」という思いを手放せる
  ・技術はあとからついてくる

CHAPTER 3 30分あればどんな本でも速読できる
 06 最初に全体構造をつかむ
  ・なぜ30分なのか?
  ・本の情報が詰まっている目次
  ・まずは目次を2分で10回転!
  ・「わかろうとしないで見る」技術のヒント
  ・目次の次は「まえがき・あとがき」
  ・「まえがき・あとがき」も読まずに”見る”
  ・本を「読んだ」といえるためには?
 07 対象を絞って楽に回転する
  ・本文は見出しの拾い読みから入る
  ・分厚い本もすぐになじむ読み方
  ・毎朝サッと新聞に目を通すような感覚で
  ・速読を加速させる「本へのあいづち」
  ・前半の15分で本全体の構造が見えてくる
  ・後半の15分で回転しながら細部に入っていく
  ・「全体」と「部分」を常に往復
 08 「今わかったこと」が本のすべてではない
  ・速読という読み方、理解の仕方に慣れるために
  ・30分で読めなかったらダメなのか
  ・「読んでよかった」と思える本とは?
  ・速読後の注意点
  ・速く読み終えた本とも長くつき合う
  ・小説だって速読できる

CHAPTER 4 効率性を重視しすぎる「危険な読み方編」
 09 何が速読をダメにするのか
  ・読書とは知識や情報の「ダウンロード」ではない
  ・ストックを有効活用する「エコ」な読み方
  ・極意は「本を読んでいる自分を読む」
  ・速読の弱点もストックに潜んでいる
  ・ビジネスチックな「お手軽速読法」
  ・「お手軽速読法」のワナとは?
 10 「勘違い速読」とフォトリーディング
  ・究極のダウンロード発想
  ・高速大量回転法と似ているようでまったく違う
  ・フォトリーディング講座で目にしたもの
  ・「勘違い速読」を生み出すプロセス
  ・理解と勘違いは紙一重
  ・フォトリーディングもストックの活用
  ・理解・記憶に必要なのは繰り返しと失敗
  ・「本当に役立つ速読」へのシフトチェンジ
 11 「検索速読」とレバレッジ・リーディング
  ・読む目的を明確にする読書の危険性
  ・なぜ目的化してはいけないのか
  ・ビジネス書を何冊読んでも身につかなかったワケ
  ・検索を超える速読をめざせ
  ・著者の世界に素早く入るためには
  ・「さらわれる」「巻き込まれる」のが読書の醍醐味
  ・読書から検索へ、検索から読書へ

CHAPTER 5 速読が本との出会いを広げる
 12 「時間をかける速読」もある
  ・難しい本や気の進まない本は「積読」から
  ・タイトルから高速大量回転を始める
  ・隙間時間を活用する
  ・自分を成長させる速読をしているか
  ・電子書籍は速読に向いてない
  ・記憶に残りにくい電子書籍の欠点
  ・「速く読み終えるだけの技術」で終わらせない
  ・速読に必要なこと

おわりに
読者の声

【出版情報】

著者 宇都出雅巳

発売日 2014年4月15日

発行所 大和書房

定価 650円+税

コメント

タイトルとURLをコピーしました