それはフィードバックをしていないからです
“フィードバックとは、アウトプットによって得られた結果を
評価し、その経験を考慮して、次のインプットに加える
という作業です。見直し、反省、改善、方向修正、微調整、
原因究明、すべてフィードバックです。”
『学びを結果に変えるアウトプット大全』より
アウトプットしただけで満足してはいけません。
インプットしてアウトプットも頑張って実行した
にもかかわらず成長を実感できない、結果が中々出ない
原因はフィードバックをしていないからです。
フィードバックが欠落しているからです。
なぜフィードバックをしないのでしょうか。
それはフィードバックのやり方がわからないからです。
フィードバック4つのやり方
どのようにフィードバックをしたら良いのでしょうか。
どのような方法があるのでしょうか。
効果的なフィードバック4つの方法を解説します。
Ⅰ 短所克服と長所伸展
成長するための2つの方向性
短所克服→欠点・短所を修正し、苦手分野をなくす。
長所伸展→長所・得意分野をさらに伸ばす。
理想は長所伸展で自信をつけながら学びを継続し
エネルギーと時間が必要な短所克服で大きな結果
を出すことです。
長所と短所について
学校や資格の勉強で問題集を解いたりする場合は短所克服も
必須だと思いますが、現実の仕事の現場に於いて、また根本的な
人間性の問題として長所は短所でもあり短所は長所にも
なり得ます。
長所と短所は特徴として捉え、シチュエーションに応じて
活かすことが肝要だと思います。
自己洞察力を磨き自己理解を深めることで長所短所を見極め自在に
使い分けることが大事ではないでしょうか。
精神科医樺沢先生は自身のブログで短所を長所に変換する方が簡単
だと述べられています。
Ⅱ 広げると深める
学びの方向性を意識する。
最初はある程度広げる勉強を進めていきます。
その中で興味、関心、好奇心、ワクワクするものが
あれば深く学んで行きます。
Ⅲ 「なぜ?」を解決する
気付き=成長
アウトプットすると必ず疑問が出てきます。
疑問はそのままにしないで突き詰めることで
気付きを得られます。
気付きは成長につながります。
自己解決能力が高い人は早く成長できます。
Ⅳ 人に教えてもらう
最も効果的なフィードバック法。
先生、教師、先輩、上司、専門家、コーチ、監督、
コンサルタント、メンターなど、
自分よりも知識、経験に優れた人から
適切なアドバイスをもらう。
適切なアドバイスをもらうためには質の高い
質問をする必要があります。
質の高い質問を用意するためには、自分なりに
疑問、問題点の探究しておくことです。
「なぜを解決する」ことをしっかりやっている人は
そこから一歩先のアドバイスをもらえ次のステージへ
進むことができます。
よりよい解決に向けてアドバイスをもらえる人を
確保しておく努力も大切です。
まとめ
フィードバック4つの方法。
- ①短所克服と長所伸展
- ②広げると深める
- ③「なぜ?」を解決する
- ④人に教えてもらう
「なぜうまくいったのか」
「なぜうまくいかなかったのか」
成功要因も失敗要因もその理由を考え
疑問や違和感を放置しないであらゆる手段を
駆使して必ず解決することが大事です。
参考図書
『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)
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