はじめに
みなさんは**「ピックルボール(Pickleball)」**というスポーツを聞いたことがありますか?
アメリカで大人気になっているスポーツで、今では日本でも少しずつ広まっています。
テニス、卓球(たっきゅう)、バドミントンのいいところを合わせたようなスポーツで、小学生からおじいちゃん、おばあちゃんまで一緒に楽しめます。
この記事では、小学5年生にもわかるように、ピックルボールについてやさしく説明します。
ピックルボールってどんなスポーツ?
ピックルボールは、ラケットではなく「パドル」という板を使ってボールを打ち合うスポーツです。
使うボールは、プラスチックでできた穴の開いた軽いボールです。
特徴
- テニスよりコートが小さい
- ボールが軽くて打ちやすい
- 強い力がなくても楽しめる
- 子どもから大人まで遊べる
だから、運動が苦手な人でも始めやすいスポーツなんです。
ピックルボールはどうやって生まれたの?
ピックルボールは、1965年にアメリカのワシントン州ベインブリッジ島で生まれました。まだ新しいスポーツですが、今では世界中で人気が広がっています。
きっかけは、休みの日に「何か面白い遊びがしたい!」と言う子どもたちのためでした。父親のジョエル・プリチャードさんは、家族みんなで楽しめる遊びを考えようと思いました。
そこで、庭にあったバドミントンコートを使い、卓球のパドル(ラケット)と穴のあいたプラスチックのボールを組み合わせて、新しいゲームを作りました。
この家族の遊びが、今では世界中の人が楽しむピックルボールになったのです。
名前が「ピックルボール」なのはなぜ?
名前の由来には2つの説があります。
① 犬の名前「ピクルス」
最初に遊んでいた家族の犬「ピクルス」がボールをくわえて走り回ったから。
② ボート競技の言葉
「いろいろな人が集まったチーム」を意味する言葉から付けられたという説。
どちらが本当かは今でも話題になっています。
ピックルボールで使う道具
パドル
木やカーボンなどで作られています。
テニスラケットより小さく、卓球ラケットより大きいです。
ボール
プラスチック製で穴がたくさん開いています。
穴があるので風の影響を受けにくく、安全です。
コート
コートはバドミントンコートとほぼ同じ大きさです。
だから体育館でも楽しめます。
ピックルボールのルール
ルールはとても簡単です。
サーブ
ボールを下から打って相手コートへ入れます。
ラリー
ボールを打ち返して続けます。
2バウンドルール
サーブの後は、
- 相手が1回バウンドさせる
- 自分も1回バウンドさせる
そのあとからはノーバウンドでも打てます。
キッチンって何?
ネット近くには
「ノンボレーゾーン」
という場所があります。
みんなは「キッチン」と呼んでいます。
ここでは、ボールがバウンドしていない状態で打ってはいけません。
これがピックルボールならではの面白いルールです。
点数の数え方
試合は普通
11点先取
で勝ちです。
ただし、
2点差がつくまで試合は終わりません。
例えば
- 11対10
- 12対11
では終わらず、
13対11になると勝ちです。
ピックルボールの基本的ルール(Pickleball Basic Rules)
テニスとの違い
| テニス | ピックルボール |
|---|---|
| ラケットを使う | パドルを使う |
| ボールはゴム | プラスチック |
| コートが大きい | コートが小さい |
| 力が必要 | 少ない力でも楽しめる |
| 走る距離が長い | あまり走らない |
ピックルボールのいいところ
① だれでも始めやすい
子どもでもすぐにラリーができます。
② ケガが少ない
激しく走ることが少ないので、安全です。
③ 家族で遊べる
年齢が違っても一緒に楽しめます。
④ 頭も使う
どこへ打つか考えながらプレーするので、作戦も大切です。
日本でも人気がアップ!
最近では、
- 学校
- 体育館
- スポーツクラブ
などでも体験会が開かれています。
これからもっと人気が出ると言われています。
世界では大人気!
アメリカでは、
- 子ども
- 大学生
- プロ選手
- 有名人
まで、多くの人が楽しんでいます。
世界大会も毎年開かれています。
ピックルボールを始めるには?
必要なのは
- パドル
- ボール
- 体育館やコート
- 一緒に遊ぶ友達
だけです。
最初はレンタルできる場所もあります。
心に残るお話
「おじいちゃんと孫のチーム」
小学5年生のゆうたくんは、スポーツがあまり得意ではありませんでした。
ある日、おじいちゃんに誘われてピックルボールを体験しました。
「ぼく、テニスは苦手だから……。」
そう言うと、おじいちゃんは笑って言いました。
「大丈夫。一緒に楽しもう。」
試合が始まると、ボールはゆっくり飛んできます。
ゆうたくんも少しずつ返せるようになりました。
「ナイスショット!」
おじいちゃんが笑顔でほめてくれます。
最後は負けてしまいましたが、
「またやろう!」
と二人は笑顔でした。
帰り道、ゆうたくんは言いました。
「勝つことより、一緒に笑えるスポーツっていいね。」
おじいちゃんもうれしそうにうなずきました。
スポーツは勝つことだけではありません。
楽しむこと、協力すること、思いやることも、とても大切なのです。

まとめ
ピックルボールは、
- テニスと卓球を合わせたようなスポーツ
- 小学生でもすぐ楽しめる
- 家族みんなで遊べる
- ケガが少なく安全
- 世界中で人気が急上昇している
これから日本でもますます人気になるかもしれません。
もし体験会があったら、ぜひチャレンジしてみてください。
きっと「またやりたい!」と思えるスポーツになりますよ。


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